日野原重明先生の食事の糖質量
4年前に105歳でお亡くなりになられた日野原重明先生ですが、生前からかなりロカボな食生活をしておられたことは存じ上げました。しかし、それが実際にどれ位の糖質量だったのかわからなかったのですが、最近ふとしたことから江部先生のお書きになったものを発見したので引用したいと思います。
「近年は、2日に一度ステーキを食べられるなど糖質制限食的な食生活をしておられたので京大医学部の大先輩ですが、親近感を覚えてご活躍を楽しみにしていました。
魚は毎日のように食べておられ、脂のないステーキを、2日に1度食べておられたようです。
ステーキを食べる日は魚はなしです。
朝食はコーヒー、ジュース、ミルク、オリーブ油を摂取され、昼食はミルクとクッキー2個だけなので、少食です。
夕食は茶碗半分ほどのご飯、たっぷりの野菜、それにヒレ肉か魚で1日1300キロ・カロリーに制限されていました。
これだと、朝が糖質5~10g、昼が糖質15g、夕が糖質40gくらいなので、一日の糖質摂取量は、60~65gくらいで糖質摂取比率は約20%弱です。」
(引用元:日野原重明先生が逝去されました。 | ドクター江部の糖尿病徒然日記)
驚きました。1日の糖質量が65gとは、今の私の糖質量の半分くらいです。あまりにも糖質制限しすぎると老化が進むとか早死にするとか色々言われますが、日野原重明先生が105歳まで元気に生きられたという事実は大変心強いものです。
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