プリンターは消耗品

当院では、カルテはパソコンの画面から入力して、プリンターで印字して保存しております。

今朝方、カルテ印字専用プリンターが壊れました。壊れたというより、インク吸収体が満杯になったとか表示が出て修理するよう指示があります。使う頻度にもよると思いますが、うちではひとつのプリンターに対してだいたい2年未満でそうなります。

その指示に従ってメーカーに修理を依頼すると、新品に交換するから修理費が5000円プラス送料かかるといわれます。

ところが、同じ新品のプリンターが某通販で1台3000円で売られています。完全に逆鞘になっていますね。

数年前からこのことに気づいた私は、プリンターは消耗品だと位置付けて、同じ機種を予備に買い置きしてあります。ドライバーのインストールとかいちいち面倒ですが、それでもかなり素早く復旧できました。

電子カルテではないのかと思われるかもしれませんが、歯科では厳密な意味での電子カルテは存在しません。みんな電子カルテもどきのレセコンです。したがって、規則でパソコンに入力したカルテ情報は必ずプリンターで印字して保管することになっています。

個人的には電子カルテだけになってしまったら、やりにくいだろうなと思います。印字したカルテのしみのひとつから過去の記憶がよみがえることがあります。かといっていまさら手書きカルテに戻ることは絶対にできません。アナログとデジタルの適度な共存が重要ですね。

ま、カルテを書くために診療してるわけではありませんから。

コメント

人気の投稿