ナウマン洗浄法

 一生懸命歯磨きしてるのに、すぐ虫歯になる、歯周病が悪化する。そういう不満を40年以上患者さんから聞き続けてきた老歯科医がここにおります。

歯磨きをいくらしても口の中のばい菌は取り除けません。想像してみて下さい、敵もさるもの、歯磨きやうがいで一時的に仲間がやられても必死で隠れ通して復活するばい菌たち。これを根本からやっつけないといつも口の中はばい菌だらけになってしまいますよね。

そこで私、ドクターケイアスが考え出した方法が「ナウマン洗浄法」です。なんか胡散臭いと思われるのが嫌なのでごく親しい身内にしかこの方法は伝授していません。

方法は簡単です。注射器と洗浄針と酸化電位水を用意して食後1〜2時間後に酸化電位水で歯の周り、ポケット内やいつも炎症を起こす部位を洗浄するだけです。「ナウマン」というのは先がナウマン象の鼻みたいに少し曲がった形をしていることから私の友人の某整形外科医が命名したものです。

新鮮な酸化電位水を使うこと、狙う部位を意識して洗浄すること、そして洗浄するタイミング(食後1、2時間)の3つがポイントです。

私自身20年以上前に友人の歯科医に被せてもらった左下6番の頬惻から分岐部に穴があいてきて食片圧入して時々炎症を起こします。それがナウマン洗浄法を行なってなんとか悪化を防げております。

一般の人に勧めにくいのは、まず新鮮な酸化電位水がなかなか入手困難なこと(酸化電位水は1〜2週間で効果がなくなり製品化できないこと)、口の中の状態が分かりにくくナウマンの先をどこにもっていけばいいのか分かりにくいこと、食後1、2時間は他の事に気をとられて失念しやすいこと、などです。

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