私は加古川のど田舎の古民家で昭和28年の10月に生まれました。母方の祖父母の家です。なんか牛とか飼ってた思い出が。

3歳の時に明石の一階建ての家に引っ越しました。サザエさんの家みたいな家でした。ぼっとん便所に五右衛門風呂、風呂は沸かすのが面倒なので近所の銭湯に行ったものです。冷蔵庫ならぬ冷蔵箱に毎朝届く切り出し氷を入れて使ってました。冬は練炭の掘りごたつでした。


昭和39年の東京オリンピックの前後から生活が変わっていきました。母親が運転免許をとって我が家に中古車ながらマイカーが来ました。便所はぼっとんのままでしたが、風呂はガス風呂になり銭湯には行かなくなりました。

田中角栄の日本列島改造論で木材価格が急騰する直前に家が二階建てに新築されました。今から思えば段差の多い不便な家でしたが両親が初めて自分たちで設計建築した家で、大学生になった私も初めて自分の部屋を持てました。

28歳で大学の近くにマンションを買って独立、29歳で結婚して12年ほどマンション暮らし。その後神戸に一戸建てを建てて25年以上経過しました。

家内は年いったら便利なマンションに住みたいと言いますが、私は一軒家がいいです。隣近所に気兼ねすることなく、自由に家に出入りできる一軒家が。







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