学校歯科健診の季節

学校歯科健診の季節がやってきました。小学校の校医を拝命してから今年で9年目になります。

昨日は第一回目で午前中で2学年、220名ほどを健診してきました。

ひとりの生徒の歯の数は20本以上ありますが、全ての歯をチェックしなければならないので大変です。さっと全体を見て、虫歯や異常があるかないかだけの判定ならあっという間にできるのですが、全ての歯を順番に見て記録しなければなりません。

異常がある生徒には紙を渡して歯科医院を受診するよう促します。

6年生だけ、歯に異常がない子は「良い歯の児童」として選別します。1本か2本だけ異常があるために良い歯の児童を逃す子もおり、惜しいなあと思うこともしばしばです。

当院の患者さんでも80歳を越えても、「私は昔、良い歯で表彰されたんや」と仰っしゃる方もおられ、こういう営みは重要なのだなと思います。

今日の祝日は体力を温存して、また明日も二回目の健診に行ってきます。

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