オウム

20年前の今日、地下鉄サリン事件が起こりました。

当時、開業を控えて、神戸のN歯科に非常勤でお世話になっていた私は、事件の報道はN先生宅で知りました。ちょうど阪神淡路大震災が少しづつ落ち着きかけていた頃でした。まさに、1995年という年は「地震とオウムの年」でした。

ところが、開業準備で心ここにあらず?の私は、当時の記録を見返しても、オウム事件のことは一切記録していないのです。震災の悪夢が強烈に残っていたのと、東京で起こった事件だったせいもあるかもしれません。あるいは、人間、あまりにレベルの低いことを見聞きしたらそれをわざわざ記録しようと思わなくなるのかもしれません。

そういう意味では、あれから20年経った現在、オウムに匹敵するようなレベルの低い事件が世界中で毎日のように起こっているのは誠に嘆かわしいことです。

オウムに関しては、有名私立大学医学部を卒業したインテリ医師が教団幹部にいたことがいまだに最大の疑問点として残っています。そして、教団が名前を変えて現在なお活動していることがどうしても信じられません。
鳥籠に入れたものの・・・

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