仕事とはなんぞや？

昔どこかの開業歯科医が書いててへぇ〜と思ったことをいまだに覚えています。

それは、開業生活を楽しむ方法とやらで、その歯科医は水曜が休診日でした；

「月曜日は前日日曜日が休みで楽しかったなあと余韻に浸りながら一日を送る。
　火曜日は翌日が休診日で楽しいなあと思いながら仕事をする。
　水曜日は休診日で一日自分の好きなことをして過ごす。
　木曜日は前日水曜日の楽しかった思い出に浸りながら一日を送る。
　金曜日は翌日が半ドンだなあとわくわくしながら仕事をする。
　土曜日は午後から自由で日曜も休みだと思いながら一週間の仕事納めをする。」

なんだか仕事をするのが嫌みたいな感じですね。というか、開業生活を楽しむ方法ではなくて、開業生活の苦行をまぎらす方法ではないですかね。

「欧米の開業歯科医は週休三日制で、月曜から木曜まで働いて、金、土、日は自家用ジェット機で別荘に行って過ごすそうだ」とか、

「アメリカの富裕層相手の歯科医は一日５人ほど患者観るだけで日本の歯科医よりはるかに収入が多い」とか、

若い頃から色々な不確かな情報に振り回されつつ、現実には毎日ほとんど決まりきった仕事の連続です。とはいえ、毎日元気に働けることそのことが幸せなんですが。それにしても一週間が経過するのが非常に早く感じる今日この頃です。