ギックリ背中

ギックリ腰と同じように、ギックリ背中というのもあります。これは私の造語ですが、腰ではなく、背中の真ん中あたりにギックリ腰と同じように激痛が走って、立ったり姿勢を維持したりできなくなります。少し前かがみにアシモみたいな歩き方になります。前かがみすると激痛が走ります。

特に歯医者の場合は、背中に負担のかかる姿勢を続けることが多く、背中の筋肉が収縮してがちがちになって神経を圧迫するのでしょう。

患者さんの斜め後ろからちょっと身体を捻った感じで口の中という狭い空間を覗き見て、そこに手を突っ込んで、口を閉めようとする患者さんに開口を維持させながらチマチマと歯の治療をするという行為。これはけっこう過酷な労働であります。

ギックリ背中になった時は背中をマッサージすると痛みがましになります。自分ではできないので、ストレッチポールという物を使います。こんな感じです。(写真では足をバランスボールの上に乗っけていますが、トレーニング目的でないなら普通に床の上で十分です。)


今度ギックリ背中なった時は芍薬甘草湯が効くであろうと予測されるので、ちょっと今から楽しみにしています。腰痛、背部痛になって鬱になることが多いのですが、ちょっとだけ希望の灯が見えています。

追加:
ストレッチポールがなくても、テニスボールや野球の軟球や硬球を背中に当ててゴリゴリしても効果的です。特に痛いところを入念にゴリゴリやることです。

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