2月は逃げる

1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、と昔から言われるように年初めの三ヶ月はあっという間に過ぎていきます。入試や卒業や年度末行事などで忙しいからでしょうか。

ところで、大昔のローマ帝国では、2月が一年の一番最後の月だったとご存知でしょうか。

もっと古いローマの暦では、一年は10の月しかなく、残りの60日は名前のない月で、これは一年は春=マルティウス(軍神マルスの月)から始まるとされ、冬の間の60日は冬篭りで行事もなかったため月名をつけなかったんだそうです。月名がないってどーゆーことーの世界ですね。

その後11番目(ヤヌアリウス)と12番目(フェブルアリウス)の月にも名前がつけられて、2月が最後の月だったので閏年の補正が2月に行われたんですね。

11月を1月に、12月を2月に数え直した暦を作ったのはかの有名なジュリアス・シーザーです。ユリウス暦ですよね。

その後も色々な訂正があって現在に至るというわけで、暦の話はけっこう面白いのですけども、長くなるので割愛します。

渋谷和夫先生の影響で歴史の話になると詳細に知りたくなるのが私の性癖のひとつです。朝ドラや大河ドラマと同じで毎回詳細に見て初めて面白みがわかり、ダイジェストを見るとつまらない、というのは歴史も同じです。ダイジェストばかり覚えさせられて試験される中高生はさぞつまらないだろうなあと同情を禁じえません。

最後に余談ですが、憎たらしいほど強いジョコビッチを破る選手は出ないものでしょうかねえ。野球で言えば巨人のV9の頃みたいで、テニスが全然面白くありません。女子のケルバー、マラソンの福士加代子選手は頑張りましたね。増田明美さんの号泣解説も感動的でした。

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