レセコン

「レンコンを レセコンと読む 歯科医かな/ケイアス」

新聞の夕刊を読んでいたら、レンコンという文字が目に飛び込んできて、レセコンと読み誤りました。

レセコンとはレセプトコンピューターの略です。開業歯科医の生活必需品です。カルテコンピューターともいいますが、カルテを書くことも重要ですが、レセプトを発行することが歯科医には生活の糧なので、レセコンなんです。

レセプトとは、診療報酬明細書のことで、保険者に医療費を請求するものです。一か月の間に発生した医療費の請求書は翌月の10日までにレセプトにして基金や国保連合会に送らなければなりません。今までは、紙に印刷した形で送っていましたが、オンラインやCDなどの電子媒体で送ることになり、その猶予期間もそろそろ終わりかけで、レセプト電子化に向けて動き出さねばなりません。

紙媒体という文化は人類の長い長い歴史に受け継がれてきたもので、近年コンピューターが発達したからといってそれをおろそかにしてはならないでしょう。婚姻届が紙ではだめで、電子情報で義務付けられたら国民はどうなるでしょう。医療機関だけに紙をやめて電子媒体でと義務化するのはいかがなものか、などと言ってる私は時代遅れの人間です。

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