不思議な人

ここ10年ぐらい、毎朝、マイカーで神戸市西区の自宅から明石まで通勤している途中で見かける不思議な人がいます。

「ロンチェクさん」と勝手に名付けました。

年の頃は30歳以上50歳にはなってなさそう。ほっそりした男性です。

腰まである長い髪を後で束ねて、毎朝、けっこう長い距離を歩いておられます。

それだけなら別に不思議なことはないのですが、この人、一年中同じ服を着ているのです。上は赤と黒のチェックの柄のシャツ、下は黒っぽいズボン、白い靴下に黒い革靴、黒い鞄を手提げではなく端のほうをつまんで持っています。ロンゲでチェックの服、なので、ロンチェクさん、です。

真夏の炎天下でも、真冬の凍りつくような日でも、同じ服装です。上に上着を羽織ったりしたことはみたことがありません。ああ、ただ一度、土砂降りの日に透明のレインコートを着ていたことはあります。

また、雨が降っていても、少々の雨なら傘を刺さずに平気で濡れて歩いています。たまに持っている傘は透明な大き目の傘です。

シャツもきちんとズボンの中に入れていることはあまりなく、一番下のボタンをはずして、風にひらひらさせています。真冬でも同じです。

いつもこの人のことを家族に話すので、そんなに気になるなら、「探偵ナイトスクープ」にでも調査を依頼したらと言われます。別にそこまでする気もありませんが、気になる人ではあります。

今朝もロンチェクさんを見かけて、心の中で挨拶しました。たまに数日見かけない時があると、どうかしたのかと心配したりしています。


コメント

人気の投稿