3.11に思う

東日本大震災から4年経過しました。今でもあの時の映像は強烈に覚えています。

まだ4年しか経っていない、もう4年も経ったかと人により感慨は違うでしょう。

しかしやはり4年という年月は長いとしみじみ思います。

被災地の方々には本当にお気の毒だったと思います。我々も20年前に阪神淡路大震災を経験しました。しかしそれをはるかに上回る大災害でした。

あの日の夜、東京では帰宅困難者が続出しました。緊急時の情報が入ってこない大混乱の中で、ツイッターやフェイスブックなどが安否確認に初めて重要な役割を担いました。

阪神淡路大震災の記憶が遠のいていた私に再度、緊急時の情報の確保の重要性を強烈に教えてくれました。デジタルデバイドでは、家族の安否も確認できない状況に追い込まれる可能性に気づかせてくれました。

常日頃から災害に備える努力をすべきとは思いますが、いつ襲ってくるかわからない災害に備えるのはなかなか難しいです。でも、なにか起こるかもしれない、その時はどうするかと日頃から考えておくのとおかないのではいざという時に雲泥の差があるでしょう。

「釜石の奇跡」のような防災教育に関する情報をマスコミはもっと頻回に流してほしいです。なにかの災害の◯◯周年の時だけ一時的に特集をするだけでは不十分でしょう。その意味では、NHK第一放送のラジオが時々流している「安心ラジオ」の情報は有益です。

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