池田の落球記念日

今から42年前、私が大学に入学した年の話です。

昭和48年8月5日、甲子園球場での阪神巨人戦

9回表、2対1で阪神リード、投手江夏、ツーアウトランナー1、2塁

黒江の打ったセンターフライで試合終了と思われた瞬間、センター池田が芝生に足を取られて尻餅をついて転倒、三塁打になって阪神痛恨の逆転負けとなりました。

その年の10月22日、優勝をかけた最終戦に巨人が9対0と阪神に大勝して巨人のV9が決まったのでした。最終戦でぼろ負けして怒った阪神ファンが甲子園のグラウンドになだれ込んで、王選手を下駄で殴ったファンもいましたね。あの頃の甲子園のファンは柄が悪かった。

それがあったために、池田の落球はその後、「世紀の落球」と言われるようになり、池田選手を苦しめたようです。正確には落球ではなくて転倒なのですが。

その池田選手も2005年に59歳で亡くなりました。

3年後にやはり甲子園球場で、末次の落球事件で阪神が勝ったので池田と末次でとんとんの引き分けですか。

あの当時、ABCラジオのおはようパーソナリティー中村鋭一です、で、阪神が巨人に3連敗した翌日の放送では、「ズボンの折目」という物悲しい感じの曲がよくかかってました。我ながら実にマニアックな思い出であります。

https://www.youtube.com/watch?v=bkGJbg5De7A

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