木で鼻を括るって、なに?

ラジオを聴いていると時々わけのわからない言葉に遭遇します。

「木で鼻を括(くく)る」というのもその一つです。

「木で鼻を括ったような対応をされた」とか使われるのであまり良い意味でないことはなんとなくわかります。でも、木で鼻がくくれますかね?考えてみると不思議な言葉です。

調べてみました。

「木で鼻を括るとは、もともとは「木で鼻をこくる」という、「こくる」は、強くこするの意で、商家では丁稚に貴重品であったちり紙を使わせず、木の棒で鼻水をこすらせた。転じて、ひどく無愛想にもてなすこと、冷淡な態度をとることを「木で鼻をこくる」というようになり、この誤用で「木で鼻を括る」となったとされる。」

「くくる」は誤用で、元は「こくる」だったとは。こういう言葉って、覚えにくいんですよね。丁稚っていつの時代の話でしょうね。

♫丁稚だって、丁稚だって、夢があるんだ、丁稚だあってぇ〜♫と昔、大村崑さんらが歌ってたのを思い出しますね。え?古すぎるって?「昆松ちょっと来い!」古〜〜。

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