震災体験を風化させないように

阪神淡路大震災から20年の節目ということで、過去の記録から私なりの震災体験を書いてきました。しかし、やはり当時の映像を見るとすさまじい震災であったことが再認識できます。と同時に自分たちだけは大丈夫だったという体験を書き残すのも後ろめたい気持ちでした。

20年の年月が経って、神戸市民の4割が震災未経験者になっていると報道されていました。それならば、やはり私たちの微弱な体験談でも語り継いでいかねばならないのかなと思いました。

あの年は1月に地震があってまだその余韻もおさまらない3月に地下鉄サリン事件が起こったのでした。災害とテロ、私たちの未来を暗くする不安定要素が出揃った年でもあったのです。

神戸の街並みも一見奇麗に復興しました。しかし、今後も災害やテロに備えた心の準備を怠ってはならないと強く感じています。あの時感じたこと、「どんなに一生懸命頑張って生きてきても、一瞬の災害によってすべてがなくなってしまうこともあるのだ」ということをいつも頭の片隅に置いて、油断せず、さりとて悲観的にならず、個人的レベルではあってもなにかできることがあるだろうと考えて前向きに生きて行くことが重要ではないでしょうか。

↑庭の物置に常置するために買ってきたヤッカイの
ヘルメット。防災用と大げさに考えずに日頃から
身体の一部として気軽にヘルメットを着用する習慣も
必要かもしれないと感じている。そのためには少し
カジュアルなヘルメットがもっと普及することが望ましい。

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