自宅映画鑑賞

家内は東北旅行、娘も夕方から東京に戻りました。

ということで、今夜から晴れて「home alone」です。一人っきりで過ごせる貴重な時間です。

夜は以前録画していた宮崎駿監督のラスト作品となった「風立ちぬ」をゆっくり鑑賞しました。（今頃かいなといいたもうなかれ）映画は映画館で観るべしという友人の度重なる忠告にもかかわらず、映画館に行くということが苦手な私はテレビ桟敷が一番気に入っています。というより、映画館で強制的に観せられるというより、自分の意思でビデオで観るのが好きなのです。映画を本を読むみたいに自分のコントロール下で観たいのです。

「風立ちぬ」、よかったなあ。もうちょっと違うストーリーを予想していましたが、さすがは宮崎駿さんです。特に主人公の堀越二郎の人柄がいいですね。まさに、となりのトトロに出てきたパパ、草壁タツオじゃないですか。

何を隠そう、私は子供ができてからずっととなりのトトロのパパのようなお父さんになりたいと思っていました。まあ、あんな温厚な人間ではないので実現はしませんでしたけどねえ。

今回、この映画を観たおかげで、堀越二郎のような温厚な、それでいて仕事熱心な人柄の人間になりたいという欲求が再びふつふつと湧き上がってきました。いい映画を観ました。