URLのリンク切れについて

ネットで何かを検索して、参考資料としてURL(≒ウェブサイトのアドレス)が記してあるので、それをクリックしたら、「Not Found」とか、「サイトが削除されました」とか出て参照できないことがよくあります。Wikipediaの参考文献でもリンク切れの場合がよくあります。

別にどうでもよい情報なら仕方ないで済ませるし、大事な情報ならそのサイトが見れなくても他にどこかに載っていることもあります。ところが、自分にとって大事であるが、時間切れなどで削除されてしまう情報の場合は二度と取り返しがつきません。

以前、ある新聞社のサイトで歯科麻酔の特集記事が載りました。これはなかなかすぐれた特集でしたので、私はURLだけでなく、本文もコピペして残しておきました。後に静岡のM先生がそのサイトの記事を引用したいのだが削除されてしまっていて困っていると知って、私の残した情報を送ってあげたところ、大変感謝されて今でもM先生のホームページに私への謝辞とともにその情報が載せてあります。

この体験を経て、自分にとって重要であると思われるネット情報をできるだけ残そうとしましたが、いちいちコピペして編集していたら大変です。あとで検索もできないし。人生の大半の時間をそのために費やすはめになってしまいます。

その時見つけたソフト(アプリ)がEvernoteでした。詳しくは省略しますが、ネットを見ていて面白いと思ったサイトをそのままボタンひとつで簡単にクリップできます(Evernote clipperという便利なものがあります)。クリップしたものはあとでキーワードで検索もできます。まさに自分だけのデータベースというわけです。Evernoteは第二の脳といわれており、私自身の脳の外付けハードディスクみたいなものです。

2011年4月頃から今まで15000件のノートが蓄積されています。もちろんネットからクリップしたものだけでなく、自分で書いた物や写真や動画など様々な情報が集まっています。

残念ながら、私自身の興味のおもむくままにノートを集めているので、私が興味のない情報や見落とした情報は当然ながら存在しません。また、最近は記事をよく読む代わりに気軽にクリッピングしてしまう傾向があり、そのままいつか読み返すだろうと思って貯めてあるだけの情報も少なくありません。本当は時々情報を再点検して整理しておかねばならないのでしょうが、新しい情報が次々と出てくる現状ではなかなかできずにおります。

以前にも書きましたが、Evernoteはウィンドウズパソコンと相性が悪い?(少なくとも私の場合はそうでした)のか、特に集めたノートを編集しようとすると度々フリーズしてしまって使いづらいソフトでしたが、Macに代えてからさくさくと動いて使いやすくなりました。iPhoneやiPodでは、Evernoteのアプリを立ち上げて使えるまで1分程度時間がかかってやや使いづらいですが、iPad mini3ではそれがかなり改善されています。

こんな便利なソフト(アプリ)が無料で使えるのは驚きです。いつまでも無料で使えるように関係者の皆様には感謝とともにぜひともよろしくとお願いしたいところです。

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